このような石碑が数多く近所に現存する。
前々から気になっていたので少し調べてみた。
庚申とは干支でいうカノエサルの事で庚申日は年に6回巡ってくる。
その庚申の夜は人々は身を慎み徹夜して過ごしなさいという信仰。
教祖はおらず経典・教義らしきものもない俗信で、中国の民間道教が由来みたいだ。
伝来は古く8世紀末には既に歴史に記録が残っており、それ以前に日本に伝来したと思われる。
この石碑は元文五年なので、1740年に建立されたもので、既に269年経過している。
15世紀後半に庚申信仰は仏教と結びついて盛んに塔や板碑が作られるようになった。
大正時代以降はこの信仰は失われ現在は石碑や塔がかっての信仰を留めているのみである。
因みに寛政十二年は、1800年なので今から209年前だ。
何か気になっていたので、これですっきりした。
本当にネットって便利だ。
2009年11月22日日曜日
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