2009年12月12日土曜日

築瀬八幡平の首塚

(cx1)
この首塚は昭和6年に小学生が発見したそうだ。
首塚からは150体分の頭骨が出土しておりその頭蓋骨には天明三年(1783)の火山灰がおおっていることからそれ以前に埋葬されたものであるあらしい。

頭骨の他に下顎と四肢骨も発見されておらずほかの場所に埋葬されていたものをここに仮葬したものと推定される。
頭骨を人類学的に研究したところ中世の日本人の特徴を示しており、また刺創もあることから戦国時代の戦争で命を落とした者と考えられる。

当時の史実と照らし合わせると永禄四年(1561)に武田信玄が八幡平陣城を築き、安中城と松井田城をを分断。
当時、この二城の城主は武田信玄と戦いを交えていた。時代的にはこの辺りの史実と関係があるのではないかと思われる。(安中市教育委員会の説明より)


発見した小学生はトラウマにならなければいいが。
おびただしい数の頭蓋骨発見したわけだから。
と、いっても80年前のことだけどね。
Posted by Picasa

0 件のコメント: