2015年4月30日木曜日

4/4 冷えた体には温泉が最高


それにしても全く天候が回復する兆しが感じられない。

なんか嫌になって来た。
せっかく桜スポットをいくつか回ろうと思っていたのになあ。

むしろ雨脚が強くなってくるし。


いつまでも門の下にいてもしょうがないので、元釣堀まで来てみる。

なんか雨宿りできそうだったので、また雨宿りだ。

釣堀の池には水がほんの少し溜まっていて、事務所みたいな場所はこの通り崩れかけている。

まあ去年の大雪が原因だろうね。

なんていうのか暗くて寒くて雨がじとじと降っている時に廃屋で雨宿りとかなんか人生終わってます感が半端ないww



もういいや帰るっ!!

ってな感じで引き返すんだな。
せっかくの桜並木も暗く重い雰囲気だ。

というのは嘘で絞り開けてハイキーで撮れば華やかな絵になるんだな。

まあなんだ今日の心の風景って感じだ。


あっ! 頭から血が出てるよ!!

じゃなくて時間はあるのでまた道をそれる。


この階段を登って先のお堂に向かう。

春はつつじの季節でもあると思い出す。

やまつつじだと赤城山や榛名山が美しい。

もう少し高い山に行けばシャクナゲが美しい。
去年は袈裟丸山と野反湖が綺麗だった。

野反湖周辺はレンゲツツジが多いみたいだ。
今年もあっち方面に行きたいものだ。


またお堂の下で雨宿りする。

眼鏡に水滴が付いて前が見えなくなるんだよね。
だからと言って拭ってもすぐに元の木阿弥だけど。


今度は山の中に何故か入っていく。

別に通り抜けられなければ戻るつもりだ入っていく。

倒木に行く手を阻まれる。
無理やり倒木の下をくぐる。

この倒木腐っていて、ぼろぼろと汚い木片の様な物が背中に降り注ぐ。
どうやら白アリの巣だったようだ。

気持ちが悪いのであまり考えないようにして先に進む。


ここで行き止まりになる。

まあ無理やり藪漕ぎすれば先には進めるだろう。

だけどこの時点で靴の中とパンツがぐちょぐちょだ。

どうしてそんな時にこんな所に入ってくるのかね。
我ながらどうかしてるよww

まあ気が済んだので、この後帰宅したんだ。
とにかく上から下まで泥だらけの濡れ鼠だったので洗濯機に着ている物を突っ込んで乾いた服に着替える。

そのまま車でお気に入りの砦の湯へ直行だ。

砦の湯は暮れにオーナーが腰を悪くして長期休業していた。
そして最近は土曜日から月曜日の三日営業になってしまった。
いうなれば週休四日制の職場だ。(うらやましい)

なんだけど、砦の湯ってネットの情報が古いんだよね。
長期休業にしても三日営業にしてもこれっぽっちも情報が無い。

ここは電話して聞くしかないよ。
だけど休みだったら誰も出ないだろうしなあ。


2015年4月29日水曜日

4/4 期待しつつ出掛ける


今日は余り天気が良くないと週間天気予報では予測されていた。

だけど微妙なんだろうね一週間のうちにコロコロと予報が変化するんだ。

そして金曜日になって各山々は微妙な天気予報のオンパレードだ。
雨が降るような天気で山に登ってもクソ面白くない。

まあ雪が降るような天気の場合は、死ぬようなルートじゃなければ面白い。


そんなで山に行くのはやめたんだ。

だけど里の天気はなんだか悪くない。
晴れのマークもちらほらしている。

じゃ、自転車で花見ポタで決まりでしょ。

ま、ドアを開けたら雨降ってたんですけどね。

ちなみにこれはタラの芽の畑だね、こうやって栽培しているのは初めて見た気がする。


詳細天気予報を見る限り午後は晴れる予定だ。

だから雨でも出てきたんだけどね。

今日は桜が美しい場所をめぐる予定だ。
とりあえずは地元のレンギョウと桜と菜の花が素晴らしい桜スポットへと向かう。

こんどナズナでも料理してみるかな。


天気は快方に向かうと言う話だけど、なんだかなあ。

私はここに来て結構長いのだけど、こういう低い雲が出ている時はやっぱりだめなんだよね。

とにかく視程が良くない。
低くても雲と山の境目が明瞭だと天気は快方に向かう兆しがある。



とにかくそんな不安を持ちつつも雨の中を走る。


所でこの様な場所って自然の地形じゃあないと思う。
農地として開墾された場所に不自然な盛り土は古墳だと思う。

こんどそんな視点で辺りを見回してみるのも面白いんじゃないだろうか。


この辺りは古い土地なので、考古学的発掘調査の現場をよく見る。

住居跡の整然と並んだ柱の穴とかが見て取れる。
私は詳しくもないけど出来る限り積極的に地元の地理や歴史について学んでいきたいと思っている。

だから博物館はおおむね制覇した。(自転車で行ける範囲のね)

おっと、近所の桜スポットに到着だ。


いやあ満開ですなあ。

流石お気に入りの桜スポットだ。
なんだけど残念なことに光量が足りない。

絞りが解放だからシャープな絵にならない。
なんかぼんやりした感じなんだ。



三脚持ってくればISO感度下げてシャッタースピードも下げて・・・・。

あ、今使っているカメラは絞り自分で制御できないんだ。
やっぱりシビアな条件で良い写真を撮りたい場合はフルマニュアルのカメラかなあ。



昔仕事で使っていたフィルム一眼レフが良い勉強になったなあとか回顧録。

カメラに露出計付いてないから露出計を持って光量計って絞りとシャッタースピードを決める。

ファインダーが暗くてピントが良くわからない。
あ、絞りを開けなくちゃ。

それでもなんだか良くわからない。
シャッターを押す。
あ、絞り戻すの忘れた。

とにかくアナログの極みみたいなカメラを最初は使っていた。
ズームレンズとか出てきた時は凄いなあとは思った。

だけどズームレンズを仕事で使うシチュエーションは無かったなあ。
だけど接写用のマクロリングはよく使った。

これ難しいんだよね。
ピントが紙みたいに薄いからね。
今はオートフォーカスが優秀だからそんな事一眼レフ使っていても感じないんだろうなあ。

あの、一応言っておくけど 写真を取る必要性がある仕事であって写真を撮る仕事ではないですからね。



この峠を超えた辺りから雨脚が半端なく強くなってくる。

これ以上濡れると溶けてしまうんですけど・・・・・・・・・・・

とか言ってみたくなるほど強くなるwww

だけどねなんか嫌いじゃないんだよね。
逆境ってある意味面白い。

ぬるま湯につかっている様な人生なんて私小説にも成り得ないからね。
されどただの雨wwよしなしごとの端くれなんだけどね。



だけどこの雨が遠くに向かう気力を削ぐんだ。

これもまた些細な人生の選択肢であり、その一時の重大事項なんだよね。

そうすると遠くに向かうにはそれなりの時間的制約に縛られる訳で、その枷が解かれるとおのずと寄り道大臣になる訳だ。

この辺りには戦争慰霊碑なる物が建立されている。
近くに寄ってみると、まあこんな感じで戦没者が記されている。

ここからは私個人の感想なんだけど、戦争慰霊碑って東京に近づくにつれて見かけないくなる。
土地が無いから慰霊碑なんて無駄だから撤去したのかなあとか推測してみる。
それとも、元々靖国神社に集約して慰霊する事にしたのか。

逆にそうだとすると地方の出兵者で戦没した人は報われないのではとか考えてしまう。
どちらにせよ「死んで花実が咲くものか」・・・・
ちがうな、違うな。

「死して屍拾うものなし」・・・・・・・・これは全く違うな



まあ考えもこれっポッチもまとまらないし。

そして雨脚が残念レベルまで強くなってくる。
そこで前向きでも後ろ向きでもない、前が見えないレベルで雨宿りをこの門でする。

羅生門ではないので魑魅魍魎は出てこないよ。
但し眼鏡が雨の水滴でいっぱいだ。
だからその隙間から前を覗くレベルで危険だ。


2015年4月28日火曜日

3/30 満開の一週間前


一昨日は谷川岳にいた、一面の銀世界だった。

今日は休みの月曜日で天気がとても良いから春の色を感じたい。

なのだが、まだ桜は咲いていない。
もうすぐ五月の話題ではないのは重々承知ではある。

ちなみにモクレンはそろそろ終わりだ。


そうはいっても少しはほころんでいる。

五月に近づくと今度は緑が濃い季節になる。

そうすると春の彩が過去の物となり記憶の片隅へと整理されてしまう。


なのでまあ記憶のおさらいみたいな感じで思い返せれば幸いだ。

桜はまだこんな感じでつぼみだ。
だけど来週には満開になるだろう。


ここはいつもつくしがいっぱい出てくる。

つくしってなんか特別だ。

所でつくしってスギナの花なんだ。
スギナはシダの仲間のトクサ科なんだな。

まあ花というのには語弊があるかもしれないけどね。


ここだけ緑が濃いのだけど、何故かと言うと牧草なんだな。

牧草って育つのが速くて寒冷地に強いって感じかな。


ここも桜並木が美しい通りだ。

だけどまだ咲いていないよ。


まあそんな感じでぷらぷらして来たんだけどね。

春らしい陽気でとても良かった。

所で私花粉症なのだけど、今年は症状が本当に軽い。

理由は分らないけど炎症で鼻呼吸が出来ないとあったのに今年は大丈夫。

夜に息が出来なくて目が覚めるなんて事も無く快適だ。

理由は分らないのだけど、ある人によると「歳を取ると鈍感になるんだよ」だってさ。

だが、私は否定したいこの意見は。

そう、きっと空気が良くて公害病である花粉症が緩和されたんだと信じたい。

2015年4月27日月曜日

3/28 もうすぐ5月になろうと言うのにまだ雪山にしがみついているけど、まあこの話は今日で終わり


最後ひと降りで山頂駅って所で犬だらけ。

雪上で戯れる犬と人。

なにかの訓練なのかそれともそういう会合なのか?

わざわざ聞く気はしなかったけど犬が楽しそうだったのが何よりだ。


天神平スキー場はとても空いていた。

季節的には春スキーでこれから混むのかな?


そして昔と違うのは、今は麓駅まで圧雪者が入っているんだ。

だからボーゲンが出来れば下まで滑って下りることが出来る。

昔はこのコースで遭難者が出たのに・・・・

時代は変わったんだね。


とにかくゴンドラの中は平和だ。

あ、そうそうその昔は単線式のロープウエイだった。

今は2本のロープに掴る複線式だ。

複線式は風に強いから運行が安定するんだそうだ。



さて、ロープウエイを降りて登山届の半券を提出しに行く。

その時どこが一番積っているのか探してみる。

ここかなあ、二階の窓まで達しているし屋根端にも届いている。


今回は冬の谷川岳に登ったのだけれど、皆登る気持ちが判るよ。

とにかく雄大で美しい。

その積雪に圧倒されるし、ルートによっては易しくもあり厳しくもある。

更にそのルートが沢山ある。

そういえば最近谷川岳で遭難して亡くなったってニュースを聞かないなあ。

一番厳しい時期に一番厳しいルートをたどる人が少なくなったのかなあ。

これ書いているのは一週間後の土曜日なんだけど、まだ冬の谷川岳が頭から離れないよ。

こんなに心に残る山って久しぶりだ。

2015年4月26日日曜日

3/28 ついに膝にくる




足早に戻るのだけど、このルートを歩いている人は、私達の他にあと二人。

後の人達は縦走してしまった。

行けばよかったかなあとか考えてみたりして。

手間はそう変わらない気がする。

そうだなあ大変さは多くて5割増し位だろう。



ここまで戻ってくると一般的登山者がくる範疇に入ったって感じだ。

この辺りで戻る人はあと少し先に行ってみたい欲求に駈られないのかな?

私はこの先がどうなっているのか気になるなあ。



トマの耳が見えてきた。

まだ山頂に人がいる。

ここまで来ると踏み跡がしっかりと付いていて普通の道みたいだ。


肩の小屋から先を私は行ったことが無い。

天神平スキー場は行った事がある。


この御一行は国外の人達だった。

最近山の上で国外の人達に会うことが多い。

富士山、男体山、谷川岳で見かけた。
昔は山に登る旅行者とかいなかったのになあ。



これは雪洞を掘っている最中だ。

なんだか雪の塊がぽんぽんと放り投げられていて面白い。

虫が穴を掘っている場面を連想する。

それにしても明日は天気悪くなるのに良くやるよwww


谷から関越トンネルの煙突が付きでている。

本当に突然突き出ている。

この場所に向かう地上からのルートは無いんだ。

地下から作った煙突だ。


このルートは富士山の須走見たいで面白かった。

思わずザクザクと走ってみる。

振り返って見上げると浅間山みたいだなあと思う。


なんだか鉄の棒が生えている。

なんだか判らなかったから覗いてみると扉が見える。

そう避難小屋だ。

雪が無い時の外観を見たい人はリンクをクリックしてみてね。

私の感想は結構大きいだ。



このルートと西黒尾根ルートは向い側って関係なので、こちら側から良く見える。

上から二個目の矢印の場所が一番硬くて急だった。



少し日が傾いて日陰が出来る。

するとザクザクとした雪がガリガリになる。

冷えてきたんだね。


そしてついに山頂駅が見えてくる。

此処まで来ればあと少し。

ただし先ほど調子に乗って走ったせいで膝が少し痛い。

気を付けないと、そう若くないから一度悪くすると治りが遅い。

重い荷物を持って走ると膝に来るなあ。

2015年4月25日土曜日

3/28 茂倉岳まで来れば縦走まであと一歩


振り返ると一ノ倉岳で休憩していた人たちが動き出している。

谷川岳もここまで来る人が少ないことが良く分る。


山頂は風向きが違うみたいで雪庇の方向が逆になっている。

いやあそれにしてもロケーション最高だなあ。


茂倉岳山頂に到着するとほぼ同時に反対側から登ってくるパーティーが。

どうやら土樽方面からの登山者だ。

どんなに厳しい登山だったか靴が物語っていたよ。

ラッセルの連続で色が変わっていたからね。
-10℃位ないと靴は濡れてしまう。

体温で雪が融ける、それから撥水スプレーとか役に立たないからね。
あんな薄いコーティング一発で取れてしまうから。

だからこそのゴアテックスなんだ。


残念ながら山頂は何処だかわからなかった。

かろうじて道標の頭が見えていたから撮っておく。


暫しの休憩と山頂を楽しむ。

やっぱり谷川岳は良い山だ。

これ心に残るわ。


このメンバーはここから本格滑走に向けて小休止中だ。

ワックス塗っている人もいる。

私も春スキーで八甲田山と岩木山を何度か滑った。

岩木山では遭難者が出た日に滑ったけどガスって何も見えなかったなあ。
ルートを外れて登り返したのは良い思い出だ。




スキー組はルート1を滑るみたいだ。

ルート2はラッセル組だ。

私達も縦走する?って相談したけどお互い「ないない」と否定したwww

近い様で遠い土樽駅。


天気が良くて素晴らしい山々だしなんか勢いで行ってしまいそうになる。



そんな中一度クレバスに落ちて引き返した二人が縦走コースを下る。

戻るかと思ったけど結局行くんだね。

時間さえ問題なければ大丈夫だと思う。

だけど体力的な事は大事だよね。


スキー組が滑降開始した。

流石に皆上手い。

板の中心に体重が乗っている危なげのない滑りだ。

なんか私も滑りたくなってくる。


しかし私たちは戻る。

すると谷に向かってシュプールが二本!

これ最高だなあ。

しかもいいラインだ、かなり気持ちよく滑った跡だ。


谷川岳って山スキーやる人が多いなあって思いました。(小学生かよwww)

おっと、随分と日が傾いてきた。

先を急がねば。