2016年3月3日木曜日

2/6 過酷と感じるけどそれを楽しめるかどうかは本人の心構えだ


こうやって山の中を歩いていると野生動物の足跡が多いなあと思う。

普段はあまり見ないから余計にそんな事を感じるな。

それししてもなんと遠いことよ熊野は。


お!

なんか見えてきた!

あれは!


ついに林道のゲートに到着する。

markunさんはきつすぎるのか泣きが入っている。

私が楽勝かと言うとそんなことは無くかなり足に来ている。

ただ一つ言えることは林道に入ってからトレースをお互い踏まなかった事だ。

体力を削る方向でお互い意思疎通しているのがなんとも苦笑だ。


しかしだ私が最初にギブアップする。

ワカンに着雪してとてもじゃないが耐えられない。
雪の上なのに高歯の下駄でも履いている着雪量だ。

筋肉がプルプルと痙攣する。


ゲートを越えてからも暫く林道は続く。

ワカンを外して足かせのウエイトは無くなるが今度は雪にはまって体力を奪われる。

それでもワカンよりは数倍ましだ。


やっと熊野に到着する。

結構とかじゃなくてかなりヘロヘロだ。
ここまで20㎞は軽く超える道のりだった。

雪山最初の洗礼としては「馬鹿じゃないの」レベルだ。

今だから言えるけど「この厳しさが楽しい。」

そして予定時刻より1時間押しての到着でもある。

markunさんも楽しめているようで何よりだ。

と言うか笑ってしまうほど泣きが入ってる。
だがここまでラッセルをこなして来る体力は尋常じゃない。

もうひとつ、スポーツによって使う筋肉が違うんだ。

登山でも積雪の有り無し、雪質の違いで違ってくる。
だから体力だけじゃままならない所がある。

そういう部分も楽しめれば最高だよね。

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